2012-03-12

311のマーラー

んでー、突然ですが、マーラーの交響曲第五番。



鳴瀬さんのCDでは、第一楽章、第三楽章、第四楽章が入っています。



マーラーが得意なのだそうな。



私も第四楽章は好きです。



『アダージェット』はベジャールのバレエで知った楽曲ですが、



映画『のだめ』でも、使われていました。



本当に美しい。



音楽でこんなに美しいとしか表現できない曲があるということを知りましたよ。



このマーラーの交響曲第五番。



あの震災の311の日。次々と行事が中止されるなか、演奏されたのが、この曲だった。



一昨日のNHK総合で、その当時のことを追ったドキュメンタリーがありました。



一人でも観客がいるのであれば、公演を行うと決断したすみだのホールのスタッフ。



そして、演奏した新日本フィルの楽団員。なによりも、それを指揮したダニエル・ハーディング氏の



強い思い。



葬送の曲から希望へと昇華する第五番の旋律。



送る側も受け取る側の観客も、一体となったすばらしい演奏だったことが伝えられます。



こんなときだから、一人でいてはいけない。



ほんとうにそうでしたね。



誰かと生きていることを忘れ、孤独から、無力感にかられたと言うひとが多かった



あのとき。



後日、チャリティー演奏会に寄せられたハーディング氏のメッセージは、謙虚でいて、



それでいてすばしく、力強い思いがこめられていました。



音楽は、地球に生きている私たちの、時にあたえられる苦しみに対して、理解することの



助けになり、癒してくれる、と。



機会があれば、全文を読んでみてください。



そんなわけで、全楽章ではありませんが、家にある唯一のマーラーの第五番を



引っ張り出して、聞いてみました。



ひとが創造したものは、ひとが生きる希望へと導くものが多いことを願って。

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天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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