2011-12-17

あなたは、あなたなのだ。『相棒10-9 あすなろの唄』

あすなろは、翌檜。明日は檜になろうと思っても、



あすなろでしかなく、



けっして、檜にはなれません。



『相棒10-9 あすなろの唄』



 大学の微生物学研究室で、教授の高松肇(酒向芳)が遺体で発見された。



高松教授は、「バクテクロリス」という細菌から重油とほぼ同じ成分を作りだす画期的な



研究を進めていた。



当初は病死と思われたが、遺体の臭いに疑問を抱いた右京(水谷豊)がにらんだ通り、 



硫化水素の吸引による窒息死であることが判明。 



共同研究者の栗田(利重剛)によると、高松教授なら高濃度の硫化水素を作りだすこと
も可能 



だというが、現場の研究室に硫化水素の痕跡はなかった。 



栗田は、「高松教授は資金集めがうまくいかないこと苦にして自殺したのではないか。」だが、  



研究室の職員によると、高松のもとには資金提供や共同研究の申し出が相次いでいたという。 



そのことを尋ねられた栗田は、高松教授がその申し出を断っていたと話す。



なぜ資金難の中、資金提供の話を断っていたのか?
 


高松教授が死んだのは事故なのか、自殺か、それとも殺されたのか!? 



~公式サイトより、引用





生みの親である研究者を、産み出した「バクテクロリス」が作った硫化水素を使って、 



殺害した、今回の犯人。 



そして、特命の2人の捜査の手が近づいた時、同じ手段で、再びー。  



だが、このことを見越して、十分覚悟の上、犯人のもとへ向かった、右京と尊。  



そして、その結果、産み出した「バクテクロリス」は、死滅してしまう。 



死滅したのは、凶器として用いられた、硫化水素が室内に充満したためだろうと、 



後日談で語られます。 



シナリオではそうなのですが、



なんとなく、違うものを感じて、本日、再視聴。



なんとなく、感じたことは、 



資金を云々言う前に、生みの親である高松教授のことを栗田はうらやんでいたのではないか、 



開発者だから、開発者の顔として、高松は、売り込みに会社訪問をしていた。



だが、栗田は、共同開発者とはいえ、あくまでも、サブ。



それが2人の温度差を産んだように思えます。



そして、生みの親が死んだことで、「バクテクロリス」も死んでしまった。  



(ハイポ二カのトマトが、開発者が亡くなると、枯れてしまった、みたいな。。。) 



明日、檜になりたかったのは、栗田自身だったのだと。 



高松の歌う『あすなろの唄』は、栗田のこころに影を落としていた。 



でもね、自分は、自分でいるしかない。 



誰も、誰かのかわりになんか、なれない。 



自分の輝きは、自分のもの。自分の力で輝くしかないのです。 



自分には、誰も真似できない、自分というものが存在する。



『相棒7 最終回スペシャル 特命』



新相棒の神戸 尊、初登場の回で、右京さんは言います。



「だれも、亀山君のかわりにはなれません。」



と、亀山君は、亀山君の役割だったり、在りようがあり、神戸君には、神戸君の在りようが



ある。



まあ、この時点では、神戸は杉下右京を探る庁内Sースパイでしたからね、



さらに、意味深ではありましたが・・・。



 



そんなことをつらつらと考えた、今回の『相棒』でした。 



そして、おっさん号泣ふたたび(笑)な、ラストから、一転、特命係の部屋。



神戸くんが少し前、考えたことを考える、右京さん。



同じように相手を思うあう相棒の尊。そこで、 以前、採取した、「バクテクロリス」を



取りだす尊。おぉっ。そーでした、それがまた、残っていましたかぁ。 



う~ん。神戸君、ぐっじょぶ を、右京さんから、いただきましたよ。



追記



ところで、あすなろには『ヒノキチオール』という、成分を豊富に含有していて、殺菌力



耐湿性にとても、すぐれているそうです。まな板の材料としては、最高級だそうです。



ちなみにこの『ヒノキチオール』は、檜にはあまり含まれていないそうです。



それから、あすなろくんのお仲間に



『ひのきあすなろ』という木があります。『ひば』ってのです。



そういえば、昔、『ひば』のオイルみたいなのをもらったことがあったな。



ヒノキチオールが豊富なので、洋服ダンスに入れてください、とかなんとか・・・。



やるときゃ、やるなあ、あすなろくん。(違うか・・・。(笑))



あと、高松教授役の方が、角田課長にとっても、似てました。



確か、角田課長役の山西さんは、京大の石油化学だかのご卒業だとか。



けっこう、キャストさんの実生活もストーリーの展開に用いるから、



(先日は、神戸ミッチーと唯子さんネタ(笑))今回は、六角さんの再婚話で、



実は、女房が帰ってきましてね、と、いそいそ帰宅して右京さんの依頼をスルー



・・・なんてことかしら、などと期待してましたが、無くって残念。(笑)

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天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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