2009-08-06

福富太郎コレクション 美人画の系譜 -北九州へ

師匠が騒ぐので、(笑)、北九州へ行ってきた。カーナビって、文明は便利。(笑)



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北九州市立美術館(本館)では、現在、



『福冨太郎コレクション 美人画の系譜 鏑木清方と東西名作』



が開催中。タイトルが長い。



パンフレットは鏑木清方の絵。



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師匠のお目当ては、美人画の中でも、鏑木清方と上村松園の作品。



師匠「玉三郎さんの描く泉鏡花の言葉の美しさに魅かれて、一時期ハマって



    たんだけれど、この時に鏑木清方を知ったんだ。



       鏡花がいた当時は、清方は挿絵画家として有名だったね。



   松園は、ユング心理学の本の表紙に使われていたので知った。



   着物の柄が蜘蛛の巣柄という女性の絵だよ。」



(源氏物語の登場人物の六條御息所を描いた『焰』のこと)



日本の女神についての解説書に使われていた、アメノウズメさまの絵も



あったが、(梶田半古 画 「天宇受賣命」 福冨太郎コレクション資料室蔵)



笹の葉を纏うってのは私としてはねえ。招霊さんを使って欲しかった。



結局お互い、着物の柄の描き方や、柄の合わせ方に興味がいって、



魅入ってしまっていた。(笑)



師匠「いやあ~、匹田柄の一つ一つを丁寧に描いていた作品には驚きです。」



私  「題材にあわせて、鴉の柄だってありましたよ。」



滝登りの鯉なのか、正面の結び目に来るよう、帯柄に描かれていたり、



龍の顔が描かれていたりしていた。



あと、効果的に、青海波の柄模様も、描かれていたりする。



やっぱり、松園の描く女性のお顔はいいですねえ。実に美しい。



嫁ぐ日を題材にした『よそほい』は、当時にはあたりまえだった、



紋入りの黒の花嫁衣裳。多分下には白っぽい着物を重ね着に。



風俗というか、しきたりも変化しているのだ。



大正期のものだったか、我が家にも残っていたが、花嫁衣裳は



白・黒・赤の重ねで、着ていたそうだ。



昭和30年代までは、花嫁衣裳は黒が当たり前で、喪服は逆に白の着物だ。



諸外国の喪のときの正装が、『黒を正装』としていたことから、



わが国も、喪には黒を用いるようになったと聞く。



だから、ブラックフォーマルと言っても、結婚式に黒のドレスを着る招待客の方が



いるが、この場合、マナーコードからいけば、



アクセサリー、コサージュ、別色のストールなどを身につけたほうがよい



ということになる。



最近は、華やかなドレスを着る傾向になりつつあるが。



色に意味があることを考えたら、よいことだと思う。



(黒の留袖は、紋付ですので、正装になる。帯は金銀。で吉祥柄。)



今の形式のものはまだ、歴史が浅く、新しいものばかりなのだ。





    



追記 加筆、修正した。

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プロフィール

天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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