2009-06-14

自分以外が喜ぶ 自分が喜ぶ 『リンゴが教えてくれたこと』



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『リンゴが教えてくれたこと』



木村秋則 著  日本経済新聞出版社 刊



以前、本館で紹介した『奇跡のリンゴ』の木村さんご本人が書かれた本。



植物の育成もまた、目には見えない世界がある。



ひとはこの世界のほんの少しのことしか、知らないのだ。



この世界のことが知りたくて、観察する。すると新たな世界がまた、



広がっている。体感をする。



本当に知っている、理解しているというのは、体感でのみ。



自然はしゃべらないけれど、ちゃんと、世界の均衡に沿って、そこに在る。



ひとはその均衡の中の、わずかな部分でしかない。



人間は自然の言葉を、人間と同じものでないと理解できないが、話しかけ



てくれていることに気づくことはできる。



木村さんによると、きゅうりのひげが、巻きついてくるという。けれども、



それは誰でも、というわけではない。



やさしくさわると、巻きついてくるそうだ。



やさしく言葉をかければ、きれいな花が咲く。



昔、読んだ本に、そうやって、花を咲かせ、花を増やして花の多い街にして



いくと、荒れていた街が、やさしい街へと変貌したとあった。



私たちも世界の一部であり、ここへ少しの間、仮住まいをさせていただいている



のだから、この少しのあいだ、やさしく過ごしてもいいのではないだろうか。



     



追記



本館でメタセコイアの話を掲載したが、この木が植わっている土地は、



ふかふかで、もぐらの穴が、そこここに見られる。



もぐらがいて、みみずがいて、土の中は耕され、木は根を広げ、地へ



天へと伸びている。







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天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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