2009-05-31

絶望の闇に差し込むひとすじの光 『容疑者Xの献身』

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『容疑者Xの献身』 



出演 福山雅治  柴咲コウ  北村一輝  松雪泰子 堤 真一 



  



最近、CMで福山バージョンの『最愛』が流れている。



それが師匠のアンテナ(笑)にひっかかったらしく、



師匠「ガリレオの映画って、もうDVDになっているよな~。」



私 「なっているでしょうね。観たいんですか?」



師匠「うん。(にこにこ)」



などと言っていたら、ひょんなことから、私の友人が持っていて



貸してくれた。あいかわらず、力を使っているのかと思いつつ、(苦笑)



以下は、感想メモ。 



東野圭吾さんのガリレオの原作は、短編と長編ではテイストが違う。



本作は直木賞を受賞した長編が原作。



つまり、原作は既に読了。



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書名 『容疑者Xの献身』 東野圭吾 著  文芸春秋 刊 



そして、その原作に添って、テレビドラマや、その基になった短編とは



趣がガラリと違う。短編やドラマのガリレオ先生の軽さや、しなやかさはなく、



やや抑えた感の在る静謐な空気が流れる。



これは推理ドラマではない。



主役はあくまでも堤真一さん扮する教師の石神さんであり、純愛物語なのだ。



絶望の淵にいた石神さんの人生に差し込む、光。



それは隣に越してきた花岡さん母娘。



映画では娘さんの共犯にはふれていない。



どんな絶望にあっても、希望の光はさしこむ。



これは、さとりをひらくのに修行は必要なのかを考えていたことにも



通じる。



愛は論理的思考とは相容れないものに一見、見えるが、その実は、



人間の行動の師範、結果が、論理的思考にほど遠いものを引き起こす



から、そのように見えるのだ。



波紋のように、愛を繰り返しおこしていけば、その論理的な思考は、



次々とその発展を見出す。



ところで、変人とか、変わっていると言われることはよくある話なのだが、



あくまでもそれを評しているひとの尺度からのことなのだ。



よほどのことがない限り、変わっている基準も、標準というものも存在



しない。



恐れることなく、歩いていこう。



光の方を目指して歩いていけば、恐れることは何もない。



どんな自分でも、自分は自分だ。



    



















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プロフィール

天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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