2016-07-23

7月23日のほぼ日『今日のダーリン』から

糸井さんのコラムを読んで、
中学の頃、口だけは達者な私によく父が言っていた、
「評論家にだけはなるな。」
のことばを思い出す。

あの頃は意味がわからなかったが、大人になって、社会に出て、まがいなりにもこの
ネットを使っているものとしても、この言葉をかみしめることが多い。

以下、転載~
・言うだけならタダだし、痛くもかゆくもない。
 言うだけでいいなら、なんでも言ってられる。
 「貧乏をなくせ」でも「税金はタダにしろ」でも、
 「絶対平和」でも「世界一強い国にしよう」でも、
 「自然に生きよう」でも、なんでも言える。
 
 ほんとうにそうなるためには、どうしたらいいか。
 そのことを考えたり、すこしでもやりはじめたりすると、
 痛さもかゆさも、つらさも苦さも味わうことになる。
 そして、なによりも、じぶんの無力を感じるようになる。
 それでも、言うだけじゃないなにかをするには、
 どういう方法があるのかを探していく。

・遠回りになるかもしれないけれど、
 なにかありそうな道を選んで歩き出すとか、
 まったく別の方向からなにかを掘り出してみるとか、
 けっこうじれったいようなことをやっていくことになる。
 そして、そういうことを本気でやるようになると、
 言ってるだけのじぶんにも厳しくなってしまうので、
 威勢のいいことばの数も減っていく。
 
 言うだけばかりをずっと続けながら、
 じぶんはずっと正しいことを言ってきたぞと、
 誇り高く死んでいくなにもしなかった人というのも、
 いないわけでもなさそうだ。
 せめて、妻子だの夫だのを大事にするくらいのことは、
 やっていてくれたらいいのだろうけれど、
 そういう人は周囲の人を尊敬してなそうなので、  
 たぶん無理なことだろうなぁ。
 
・宮沢賢治の手帳にあったメモが、
 『雨ニモマケズ』という詩として発表されたけれど、
 あの詩を、たくさんの人が好きだってことを、
 ぼくはなんだかとてもいいことだなぁと思っている。
 あの詩のデクノボーの人は、ほとんどなにも言ってない。
 言うのではなく、している。
 作者は、詩の最後に音を立てずに登場してきて、
 「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」と言っている。
 そういうものになれてない、ということを、
 しみじみ思っていたから、そう書いたのだろう。
 
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「サウイウモノ」にはなれないなりに、願うことだけでも。

              
転載終了
   
これを読んで、しみじみ父の言葉を思い出していました。
あの頃、弁が立つ小生意気な娘に舌を巻き、あきれ果てていた周囲の大人たちから自分の娘への
評判を耳にした父はどのような思いでいたのでしょう。

本当に、父から色々なことを教えられました。
お父さん、あなたは本当に偉大です。
今、あなたの娘は実践者でありたいと、常に願っています。
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天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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