2012-05-25

つながりを思い~父の御和幣

本館ブログにありますが、家族で持つ御和幣。



我が家でも。。。



と言うか、



作り始めた頃は、今思うと、いやいや、誰かに話すと、



「よく、生きてたね・・・。」とアキレラレル・・・。



父が倒れて入院し、心臓のバイパス手術をすることになり、



前年に難病を発症してあげくに圧迫骨折した母の介護と、父の入院時の世話及び、



父のやりかけの案件をご依頼者さまに事情を説明して、別の方に引き継ぎをして、



(書類等々の作成は終了しており、手続きにお役所を回るだけのもの。)



県外のご依頼者さまが、依頼していたお仕事の上がり具合の確認と父の見舞いを兼ねて



訪ねて来られるのにご案内したり・・・。ただね。この時点で、父は意志疎通が難しく



なっていたのですよ。それを見て、お見舞いに来られたご依頼者さまも、ここまで仕上げた



父に最後までやってとは言えない(できない。)ことを察して下さって、引き継ぎに快く



承諾してくださいましたよ。これには、オマケがついてて、引き継ぎをお願いした事務所の



先生は、自分がした仕事だから、報酬は全部私にください、とご依頼者さまに直接、



言ってきたとかで、ご依頼者さまもいやいや、それは、おかしいだろう。残りのまだ、



手つかずの案件はそちらにお願いするが、書類作成は、すべて父が済ませていたのだから、



提出分として、分けて、支払いします、と、お断りしてくれた。



もうひとつの仕事分は、資料はすべて揃っているけれど、書類を完全に仕上げて



いないから、そのまま、料金はお取りください、って、



話して、了解してもらっていたと思ったのだけれどね。



それも、続きがある案件は、父が別な方に習ってやっとできたもので、それまでは、どこの



方もわからないってことで、まわりまわって、父に依頼が来たものだから、あとは、



その詳しい方に聞くしかないです、とだけ説明しておいた。



そんな、頭を使ってやる仕事が大好きな父と入院中に話しをしていると、



話がつながっている時とつながっていない時があって、なかなか切なかった。



後で知ったのだが、この入院先で使われていた薬の効能の関係があったらしい。



転院先で、治療方法(投薬内容)を変えてくださったら、しばらくして、意志疎通が



一時はまともになっていたりもしたのだ。



そんな、こんなの手術後のある日。体調のよい母を院内の車椅子に載せて、面会



させた。この時、私も母もそれぞれの御和幣をつけていたのだが、あいかわらず、



とんちんかんなことを言っていた父が突然、「それいいのお。」と、母の御和幣を指さした。



「俺のはねんか。(無いのか)」と言われて、「あるよ。今度ね。」「おぉ。そりゃ楽しみやのぉ。」



と、喜んでくれた。母とお揃いか、それとも。。。



結局、その後追い立てられるように病院を退院して、二転三転したが、運よく入院



できる病院が紹介してもらえて、今に至っている。



父の御和幣は状態が状態なので、届けられなかったが、仏壇に置いて、母が父の



好きなものを添えたりしている。置いてすぐの時、父の好きな銘柄のたばこをあげていた。



不思議なことにそれを置いている間は、なんちゃなかったのだが、何かの折にたばこを



片付けた途端、面会のたびに父は、兄やおじに、だばこをくれ、持ってねんか、と聞いていた。



時間や空間を越えて、父と我が家がつながっていることを感じた、そんないい経験となった。





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プロフィール

天ト占と臣

Author:天ト占と臣
師匠こと物忌み(巫女)の天ト占(あうら)と弟子で審神者(さにわ)の臣(をみ)です。
神さまからのご紹介や本館ブログを読んで来られた全国の皆さまのさまざまなご相談にのったり、ご依頼からお祓い等の神事をしておりますが、ここではそれをしていない時の天卜占と臣の普通の日常。主に好きな食べ物や本にドラマや映画についてを綴っていますが、やはり神さまからのお話になっているようです(~_~;)

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